誤嚥性肺炎を予防するために

こんにちわ✨
緊急事態宣言も発令され外出の自粛が続いていますね💧
自宅で過ごす時間が長くなっている今、「食事」はみなさんにとって大きな楽しみの一つになっているのではないでしょうか😋💕

最近はインスタグラムでの投稿にも力を入れているのですが♪
一緒に活動している言語聴覚士の先輩と話していて気付いた、「食事」に関する話を今回はご紹介したいと思います(^^)

みなさんは「歳をとって出来なくなると困ることは?」と言われて何を思い浮かべますか?

おそらく多くの方が「歩けなくなること」と答えるのではないでしょうか

では「食事が食べられなくなるかもしれない」と考えたことはありますか?

足腰が弱くなり歩けなくなることは容易に想像できますが
飲み込む力が弱くなりご飯が飲み込めなくなるかもしれないと言うことは中々思い浮かばないのではないかと思います(・・;)
私も今回話をするまで意識出来ていませんでした💧

ここで、現在の日本における死因の上位を見てみましょう👀
グラフを見ると、誤嚥性肺炎を含む肺炎が毎年上位になっていることが分かると思います✏️

厚生労働省の令和元年(2019) 人口動態統計月報年計(概数)の概況
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai19/dl/gaikyouR1.pdf

誤嚥性肺炎は死因の上位にあることはわかりましたが、果たして、嚥下機能の低下に関する対策に取り組んでいる方は一体どの位いるのでしょう。
「足腰が弱くならないようにジムに行く人はいるけど、飲み込みを気にする人は少ない。誤嚥性肺炎が起きないようにするには、嚥下機能が落ちないようにすることと、口の中を清潔に保つことも大切だと思う!」と言語聴覚士の先輩が言っていましたが、本当に大切なことだと思います(*´︶`*)♡

そこで今回は、嚥下機能に関する豆知識をご紹介させてください!!

「パタカラ体操」😛


「パ・タ・カ・ラ」にはそれぞれ大切な意味が込められているそうです
パ・・・口唇の開閉の運動 ⇨ こぼさずに飲み込む
タ・・・舌先を上に押し付ける運動 ⇨ 食べ物を押し潰して奥に運ぶ
カ・・・舌の奥を上に持ち上げる運動 ⇨ 食べ物を食道へ送る
ラ・・・舌を丸める運動 ⇨ 食べ物をまとめる

広く親しまれている運動なのでご存知の方も多いかと思います♡私も入所施設やデイケアに勤めていた時に食事の前の体操として一緒に行っていました😮改めて意味を理解した上でひとつ一つの発音を丁寧に行ってみて頂けると嬉しいです(*´╰╯`๓)♬

口腔ケア
口を清潔に保つことで、感染の予防や口腔機能を維持することに繋がります
食事の後の歯磨きはもちろんですが、食事の前にも口の中をきれいにすることも大切です♡
歯だけではなく、舌もきれいにするとより効果的です✨その際には、舌ブラシを用いてきれいにしてみてください!

呼吸機能の自主訓練

 

 

呼吸機能に関しては、「長息生活」と言うトレーニング用品を使ってリハビリをしていたそうです。実際に買うとなると少し高めなので、100均にある吹き戻しを活用してみても良いのでは無いでしょうか。吹き戻しの長さによっては、上手く吹くことが出来ない場合もあると思います。その際には、適当な長さに切って、吹き込み口を付けなおすと弱い力でも吹くことが出来ると思います😀

日本訪問歯科協会さんのホームページには「パタカラ体操」以外にも嚥下に関する体操が数多く紹介されていますので是非ご参照ください✨

 日本訪問歯科協会 https://houmonshika.net/oralcare/61/

コメント

タイトルとURLをコピーしました